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「外れ馬券は必要経費として認められるか」

こんにちは。鈴木です。
先日の雪はなかなかすごかったですね。皆さん大丈夫でしたか。

昨年から私は通信課程で大学に入学し、税法やマネジメントについて勉強しておりますが、
先日の租税法の授業でこんな話題がありましたので、お伝えしたいと思います。
以前、ニュースでも少し騒いでいましたが、「外れ馬券は必要経費として認められるか」という裁判の話題について。

ある元会社員が競馬で2007~2009年の3年間に 計約30億1000万円の配当を得たことに対して「収入」と指摘。
当たり馬券の購入額(約1億1000万円)→「必要経費」
収入-必要経費=約29億円→「課税対象」ではないかという大阪国税局の主張です。

このケース、元会社員側はインターネットで馬券を買っていた為、過去の購入履歴が残っており、今迄の外れ馬券は必要経費だと主張しました。

裁判の争点は、この所得は「一時所得」か「雑所得」かだそうです。
・一時所得:営利を目的とする継続的行為から生じた所得以外であり、かつ、対価としての性質を有しないもの。であり、懸賞金や中り馬券がこれにあたります。
・雑所得:公的年金や恩給など所得税法23条~34条のいづれにも該当しない所得。

大阪高等裁判所の判決は「一般的には競馬は 趣味 娯楽であり 馬券購入費は楽しみ賃で経費に含まれない」と位置付けた。その上で 元会社員の馬券購入は「継続的 反復的で ほぼ全レースにわたっており 利益を得るための資産運用としてみることができる」と述べ 元会社員の利益は雑所得にあたるとした。
つまり、このケースの外れ馬券はFX取引等と同様の資金取引にあたり、購入費用も必要経費と認められたようです。この考え方ですと一時所得ではなく、雑所得にあたり多額の外れ馬券が必要経費と認められ(一時所得ですと当該馬券のみしか必要経費として認められない)、6億円近い税金と主張されたものが数千万になったそうです。

ですがこの元会社員は申告をしていなかった為、無申告加算税が課されました。
また、この裁判、最高裁に上告だそうです。


この件を参考に、じゃあ俺もネットで馬券買おう!として手を出してもきっと大損するでしょう。

それではまた。


鈴木
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